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トップ > 社長(役員・取締役・経営)トップ > 社員と意識を一にするためにすべきこととは?

社員と意識を一にするためにすべきこととは?

社会保険労務士 小岩広宣の「勝ち組」へのステップアップ法!

三重県鈴鹿市の社会保険労務士・小岩広宣です。



今日も朝から大雨でしたが、午後からはいったん小休止。この時期、くもり空でも、雨が上がると嬉しいものです。今年はこれだけ雨が続いているので、きっと暑い夏になることでしょう雨






さて、梅雨どきの日曜日、みなさんはいかがお過ごしでしたか? 雨だとなかなか行楽には行けませんが、趣味や家族サービスにあてたという人もいれば、やっぱり仕事だったという人もいるでしょう。



もちろん、過ごし方は人それぞれですが、経営者の人と会社に勤めている人とでは、感覚が自ずから異なるものです。私は経営者の人と仕事をすることが多いので、どうしても経営者感覚でものごとをとらえます。





小さな会社の社長にとって、月曜日の朝はけっこう緊張感があるものです。それは、忙しい1週間の始まりだからということ以上に、従業員との間の意識のズレをしっかりと認識して、埋めていく必要があるから。



24時間会社のことを考え続けて月曜日の朝を迎えた人間と、気持ちを切り替えて余暇や趣味や家族サービスにあたっていた人間との間には、良くも悪くも距離ができがちですショック!





もちろん、「うちは従業員の方が経営者よりも経営者的だ」という会社もありますが、それはそれで素晴らしいことです。ここでは、そんな例外はひとまず置いておきましょう。





会社が成長していくために大切なこと。もちろん、それにはさまざまな要素がありますが、意識とか価値観といったものが大切だということには、異論を挟む人は少ないでしょう。



ある人は、「起業の理念を社員全員に伝えること」大切だといい、またある人は、「社員とビジョン・価値観の共有をはかること」が重要だといいます。





従業員に会社の理念を伝えたり、ビジョンや価値観を共有するのは、とても難しいものです。経営者は、日曜日も理念を考え、ビジョンを見据え、価値観を研ぎ澄ましています。従業員は、必ずしも、そうではありません。



でも、このことは、よほどの怠惰な様相をしめすのでもなければ、基本的に従業員自身に罪はありません。従業員とは、そういうものだというほかありません。





そうはいっても、従業員と理念、ビジョン、価値観を共有していかなければ、中長期的には会社の発展はありえません。このことは、経営者自身がだれよりも知っています。



それで、ときおり経営者と従業員は衝突します。あるいは、そこまでいかなくても、経営者は従業員に失望し、期待が持てなくなったりします。週末を挟んだ月曜日の朝は、この点、要注意の時間帯です。





多くの経営者は、ときおりこんなことを口にします。「うちの目標ややり方に着いていけないのなら、出ていってもらっても構わない」。本当に、多いパターンです。



会社の理念、ビジョン、価値観に着いていけない従業員は、結果的には退職してもらうしかない。これは、ある意味では、ものすごく正しいものの考え方です目





私は、社労士だからといって、解雇要件がうんぬんといった法律の話しばかりを持ちだすつもりはありません。会社には、当然、解雇の自由があります。



ただ、1点、聞いてみたいことがあります。





それは、「従業員と意識を一にするための努力を、どのくらいしていますか?」ということ。



従業員を解雇することは、簡単ではありません。でも、それ以上に難しいのは、こちらの方。ただ、難しいだけの値打ちは十分にあることでもあります。



私が思うに、このために方法は、大きく2つあります。




1つは、経営者がいったん従業員(の感覚を受容できる人)になってしまうこと。


もう1つは、従業員が経営者(と立場を同じくするポジション)になってしまうこと。





1つめは、経営者自ら、いったん従業員の意識をしっかり受容してしまうということです。そんなことは、いわれなくても分かっているという人は多いでしょう。でも、本当にそうでしょうか?



経営者は、経済的にも、権威的にも、精神的にも、対外的にも、相当に恵まれたポジションにあります。もちろん、それには相応の対価を払っているのは事実ですが、まずいったんこれらを保留して、従業員と対等な1人の人間として、向き合ってみましょう。





「たくさんお給料をもらっているのに」「(2代目経営者なら)若いのに偉そうに」「部下を頼らないと、何もできないくせに」。従業員には、こんな偏見が山ほどあります。



まずは、これらを除去するため、従業員の同じ立場になって、仕事に向き合ってみましょう。方法としては、時間的、物理的、作業的に、同じ空間を共有することが第一歩です。平凡なことですが、思った以上の効果があります音譜





2つめは、従業員を経営者にしてしまうということです。極端な話しをすれば、一番仕事ができる人を社長にしてしまうということです。なにを無茶なと思うかもしれませんが、じつはこんな例はたくさんあります。



従業員に高い経営者感覚に立ってもらうためには、経営者そのものになってもらうのが、一番の近道です。文字どおり、地位が人をつくるのです。





現役バリバリの経営者が従業員に社長職を譲って会長に退いたとか、会社への貢献度の高い若手を専務に抜擢したとか、この手の話しは意外に多いものです。



この場合、当然のことですが、みんなに経営陣に入ってもらうことは不可能。だれが見て優秀な人材を役員なりそれに準じた要職に抜擢するだけで、効果は十分です。





「従業員の意識が・・・」という悩みに苦しむ経営者は多いのですが、聞いてみると経営陣は身内ばかりだったり、権限はほとんど社長に集中していたり、あるいは自らも2代目経営者だという例も多いものです。



もちろん、それらがいちがいに悪いというわけではありませんが、「自分が逆の立場だったら、高いモチベーションで仕事に向き合うことができるか?」という視点は大切にしていきたいものです。





日曜日の夜くらいは、「従業員と意識を一にするために・・・」といった視点から、会社全体を見まわしてみたいものです。



もちろん、その上で、理念、ビジョン、価値の実現に向けて、力強いリーダシップを発揮するのが、経営者の経営者たる最たる責任だと思いますニコニコ






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